Return to OZ
ひさびさに会えた友人と恵比寿でネパール料理!
積もる話もありながら、映画好きの友人ということもあって
後半は映画の話で盛り上がりました。
本も映画も、読み手のその後の人生観を変えてしまうくらい
多大な影響をあたえる作品があって、日々できるだけ
そんな作品と出会いたいものよねえーと話をするなかで
ひとり思い出しては熱くなった作品がありました。
『Return to OZ』は幼少期にテープがすり切れるほど見た作品で、
思い出した折にいろいろ調べてみると
有名な「オズの魔法使い」の非公式ながら続編として
1985年に発表されたディズニーが製作した作品なのだとか。
(残念ながら日本語版DVDは販売されてないみたいでした)
お話はファンタジーながらも終始ブラックな世界観で、
主人公ドロシーがのっけに精神病院に入れられるところから
様子のおかしいことを察するのですが笑、
お話の途中で首なし王女(生首をストックして陳列)が出てきたり、
手足が4本ホイールになっている四つん這いの妙なおっさんが追いかけてきたり
ところどころクレイアニメなどアナログSFXでつくりこまれている感じや
毒っぽい雰囲気などは大好きなシュヴァンクマイエル作品にも
少なからず通ずるシュールさがあるのでした。
幼ごころにきもちわるい&なんか怖い感じが妙に気になる作品で
己のシュール好きの根底にあると察する今日。:(
自身に影響を与えた作品を振り返ってみるのも
また新鮮な気づきがあっておもしろいものです!